
こんにちは、松本です。
今回は、治療前に患者さんの痛みの取り方が分かる、
簡単な方法を紹介させていただきますね。
僕は治療院のコンサル以外に、
整体スクールもやっていて、
そこで指導させていただいている先生から、
先日こんな質問がありました。
「治療する前にどうすれば痛みが取れるのかが分からず、
行き当たりばったりの治療になってしまうんですよ」
「どんな治療をすれば完全に治るかが分からない、、、」
「目の前の症状を取るだけの治療になってしまっている、、、」
話を聞くと、半数以上の治療者の方はこう感じていました。
このような考えがなぜ多いのかというと、
実は!
「痛みがあるという状態に注目しすぎている」からなんです!
ん?
痛みに注目するのって当たり前じゃない?
そう思いますよね。
・痛みがどこの場所にあるのか
・どんな動きで痛みが出るのか
・日常で痛い動作はなんなのか
こういう内容を問診で聞くこと自体は正解なのですが、
実は、痛みを完全に取るためには、
痛みがあるという状態よりも、
「痛みがないということに注目する」ことが大事なんですよね。
痛みに注目して治療すると、
目の前の痛みを取ることに集中してしまい、
視点が狭くなってしまいます。
痛みがないということに注目してみると、
また違った視点で治療を組み立てることができるのです。
・痛みのない部位
・痛みのでない姿勢
・痛みのでない動作
これを問診で患者さんに聞き、
・痛みのない部位と同じ筋肉の固さにする
・痛みのでない姿勢になるように整体をする
・痛みのでない動作から考える運動をする
など痛みがないことに注目するだけで、
治療の仕方がガラっと変わります!
僕はこの痛みのない状態を患者さんに聞くようになってから、
治療の仕方が180度変わりました。
今までは
・良い姿勢にするための整体
・歪んでいる骨を治す整体
・固く張っている筋肉を緩めるマッサージ
などをしていましたが、
・痛みのでない悪い姿勢に歪ます整体
・歪んでいない骨を治す整体
・痛みのでない筋肉のバランスにするマッサージ
とあまり他の治療院ではしていない治療をし始めました。
※治療法についてはこちらで紹介しています。
このような治療をやり始めると、
今まで治らなかった患者さんが簡単に治るようになったのです!
痛みの出ない状態にしているので、
僕のなかでは患者さんが治るのは当たり前なんですが笑
「どうしたら痛いかよりもどうしたら痛くないか聞く」ことで、
治療する前にどんな治療をすれば治るのかが明確になり、
治療の組み立てや納得のいく患者さんへの説明がしやすくなります。
痛みの出ている患者さんは痛みばかり気になっていますが、
あなたが痛みのない状態を聞くことで、
患者さんも痛みのないことに注目してくれるようになります。
そうすることで、
患者さんが治療に対して前向きに考えてくれ、
治療しやすい!
治りやすい!
納得してくれやすい!
状態になります。
一度、試していただければうれしいです!
ブログランキングに登録してます。
記事が参考になりましたら、応援クリックをいただけると嬉しいです!
応援クリックはこちら
応援クリックはこちら
この記事へのコメントはありません。